日本でもサッカー観戦の際に発行されるケースが一般的であり、とくにJリーグのほとんどの試合会場で配布もしくは販売されている。その発行形態も各クラブによる公式プログラムとサポーター有志によるものとがあり、また冊子、新聞(タブロイド版)、リーフレット、チラシなど様々な様式がある。
内容は監督のコメント、対戦相手の紹介、直近の試合レポート、選手のコメントやインタビュー、出場記録、各種コラム、サッカー教室など活動報告、サポーターによる投稿欄などが一般的である。
日本で初めてのマッチデープログラムは、一説によれば浦和レッドダイヤモンズのものであるといわれており、現在発行されているものはB5版オールカラー48ページとボリュームが豊富である。年間のべ30万部が試合会場やオフィシャルショップ「レッドボルテージ」で販売され、その売り上げの多さにより当初300円だったものが200円に引き下げられたのも特筆される。(2007年からはページ数が増えたことにより再び300円に。)
ただし、発行部数の多さに関してはアルビレックス新潟の発行するタブロイド版8ページのものが上回り、一試合あたり4万部(年間のべ68万部)をホームゲームで無償配布している。
ジェフユナイテッド市原・千葉のマッチデープログラム(無料)のように、当日の先発メンバー発表を待って記事に反映させ、スタンドで配布を行っているケースもある。
川崎フロンターレの「オフィシャルマッチデープログラム」ではオリジナルの選手カード(トレーディングカード)を添付しており、他のケースとしては抽選くじを兼ねるなど「おまけ」が付いたものも見られる。
Jリーグ以外のサッカーではなでしこリーグでも浦和レッドダイヤモンズ・レディースや日テレ・ベレーザなどが、クラブから無料で配布するようになっている。
Jリーグにおけるマッチデープログラム チーム名 プログラム名 値段
コンサドーレ札幌 Kattare 無料
ベガルタ仙台 V PRESS \100
モンテディオ山形 − 無料
ザスパ草津 ザスパーク 無料
水戸ホーリーホック − 無料
鹿島アントラーズ ヴァモス Antlers 無料
浦和レッズ 浦和レッドダイヤモンズ・オフィシャル・マッチデー・プログラム \300
大宮アルディージャ − 無料
柏レイソル Vitoria \100
ジェフユナイテッド千葉 STARTING ELEVEN 無料
東京ヴェルディ1969 Verdy Press 無料
FC東京 − \200
横浜F・マリノス F・Marinos \300
横浜FC − 無料
川崎フロンターレ − \300
湘南ベルマーレ − 無料
ヴァンフォーレ甲府 ヴァンすぽ! 無料
清水エスパルス − \300
ジュビロ磐田 − \300
アルビレックス新潟 − 無料
名古屋グランパス match 無料
京都サンガ − 無料
ガンバ大阪 − 無料
セレッソ大阪 − 無料
ヴィッセル神戸 VIEW 無料
サンフレッチェ広島 − 無料
徳島ヴォルティス − \100
愛媛FC − 無料
アビスパ福岡 − 無料
大分トリニータ OITA TRINITA \100
サガン鳥栖 Sagan Press 無料
サッカー以外では、プロ野球の西武ライオンズがL・ismと言う名称でマッチデープログラムを発行している(100円)が、実際には1試合ごとの発行ではなく1カード(2-3連戦)ごとの発行であるため、「マッチカードプログラム」と呼ばれている。他には千葉ロッテマリーンズが「MARINES MATCH CARD PROGRAM」を販売している(100円)。2007年からは東北楽天ゴールデンイーグルスも「HOMEGAME PROGRAM」という名称でマッチデープログラムを無料配布するようになったが、こちらは1カードまたは近接する2カードごとの発行となっている。また、横浜ベイスターズが「Beautiful Yokohama」という月刊タブロイド紙を試合観戦者に無料で配布したことがあった。ベイスターズのそれは、市内の駅売店では有料で販売されていた。これは球団広報紙のほかタウン情報紙としての面も持ち、試合観戦後にも重宝はしたが、厳密にはマッチデープログラムとは呼びがたく、また月刊紙ということから様々な面で中途半端なところがあって、その後は廃刊となっている。実態は球団発行の月刊雑誌の方が主流といえよう。
プロバスケットボールのbjリーグでもマッチデープログラムが発行されている。
[編集] 英文による表記について
「マッチデープログラム」は米国風に綴ると"Matchday Program"であるが、英国風に"Matchday Programme"と綴ることも多く、日本では双方とも見られる。また「MDP」という略称がしばしば用いられるが、川崎フロンターレの場合は「オフィシャルマッチデープログラム」の略「OMP」という表示がなされている。創刊準備号として発行された2003年からこの名称を用いた真相は不明であるが、それ以前からサポーター有志が発行していたものと区別するためではと考えられる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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